損害保険は通常1年満期の掛け捨てタイプですが、火災保険や傷害保険に積立基本特約をセットした積立型の保険もあります。補償内容は掛け捨て型と殆ど同じです。積立型の特徴としては、満期時に満期返戻金、解約時に解約返戻金、運用で利益が生じた場合には配当金が受け取れます。またどうしても資金が必要になった場合には、保険契約の規定の範囲内で契約者貸付も受けられます。このように、保険としての役割の他に、貯蓄など財産運用の性質も兼ね備えた商品と言えます。
積立型の保険には次のような商品があります。
国内外を問わず殆ど全ての事故を補償します。
家族を対象とした傷害保険です。夫婦に限定した積立夫婦傷害保険もあります。
保険の対象を家族に、事故を交通に関するものに限定した保険です。
保険の対象は子供(19歳以下で学校教育法に定める学校の学生および生徒)に限られています。子供本人のケガはもちろん、扶養者が不意の事故により死亡または重度後遺障害になった場合の育英費用や第三者への賠償責任を負った場合の損害賠償金なども保険金支払いの対象に出来るのが特徴です。満期の時期を子供の入学や卒業に合わせて設定し、満期返戻金を子供の教育資金の一部に当てるという契約方法もあります。
女性のライフスタイルの変化に合わせて、女性向けに補償を厚くした保険です。顔面に負ったケガの入通院保険金は倍額支払われたり、ストーカーなど第三者からの暴行やひき逃げなどによるケガも補償できたり、ケガによりホームヘルパーやベビーシッターを雇った場合の費用まで補償するなどが特徴的です。さらに、介護や医療・育児の相談など生活サポートのサービスが受けられる商品もあります。
老後の生活に備える個人年金保険です。年金受取期間中は被保険者の生死に関わらず年金を受け取ることが出来る確定型と、被保険者が生存していることが条件で一定期間年金を受け取れる保証期間付有期型があります。これは被保険者が死亡した場合は一定期間内でも給付は打ち切りになりますが、保険料は確定型より安くなります。
他にも、ケガなどで働けなくなった場合にその間の所得を補償する「積立所得補償保険」や、火災保険の長期契約である「長期総合保険」、少子高齢化社会に対応した介護保険の積立版「積立介護費用保険」などがあります。